勉強を始めてほしいときこそ、声かけを見直す
子どもに勉強してほしいと思うと、つい「早く勉強しなさい」と言いたくなることがあります。家庭での声かけは、子どもの学習に関わる身近なサポートの一つです。
ただし、親の声かけだけが勉強嫌いの原因だと決めつける話ではありません。きゅうご先生の動画では、子どもの成長を思ってかけた言葉が、場合によっては逆効果になることがあると紹介されています。
特に気をつけたいのが、次の3つの言葉です。
- 「早く勉強しなさい」
- 「いつまで休んでるの」
- 「さっさと終わらせなさい」
子どもが自分で計画している場合は、やる気を失うことも
これらの声かけがいつでも悪いという意味ではありません。動画で示されているのは、子どもが自分で計画的に勉強しようとしている場合です。
そのようなときに、始める時刻や休憩の終わり、終わるタイミングを親から繰り返し急かされると、子どもは自分で考えて進めようとしていた気持ちを保ちにくくなることがあります。少なくとも、きゅうご先生は、こうした声かけによってやる気がなくなってしまう場合があると説明しています。
「勉強していないように見えるから、すぐ声をかける」という流れになっていないか、一度立ち止まって考えてみることが大切です。子どもが自分で計画的に取り組もうとしている場合には、急かす言葉が学習を後押しするとは限りません。
また、動画の最後では、ママ自身が日頃から勉強の楽しさを教えることにも触れています。勉強を始めるよう命じる言葉だけでなく、勉強に対する見方を伝えることも、声かけを考えるときの一つの視点になりそうです。
勉強習慣をつくる4つの工夫
声かけに気をつけるだけでなく、勉強に取り組む形をあらかじめ整えておくことも、習慣づくりのヒントになります。きゅうご先生が紹介しているのは、次の4つの工夫です。
1. 勉強する場所を決める
まずは、勉強する場所を決めます。毎回どこで勉強するかを考えるのではなく、取り組む場所を決めておくという方法です。
この動画で紹介されているのは「勉強する場所を決める」という考え方です。家庭の中でどの場所にするか、どのように使うかについて、具体的な条件までは示されていません。だからこそ、まずは勉強する場所を決めるというシンプルなところから考えられます。
2. 時間を決めて、スモールステップで進める
次は、勉強する時間を決めて、スモールステップで取り組むことです。一度に大きく進めようとするのではなく、小さな段階に分けて進めるという考え方が示されています。
ここで大切なのは、時間を決めることと、スモールステップにすることを組み合わせている点です。勉強を始める時間を決めたうえで、取り組みを小さく分けていきます。具体的に何分にするか、何をどれだけ進めるかについては、動画では説明されていません。家庭で実践するときは、子どもの状況に合わせて考えることになります。
3. 休み時間も確保する
勉強の時間だけでなく、休み時間も確保します。勉強を続けることだけに意識を向けるのではなく、休む時間も取り入れるという工夫です。
動画では、休み時間の長さや取り方までは紹介されていません。ここで確認できるのは、勉強習慣をつくるときには休み時間も確保する、ということです。始めることや続けることを考える際に、休む時間を最初から含めておく視点として受け取れます。
4. ゲーム要素も入れる
4つ目は、ゲーム要素も入れることです。勉強の中にゲームのような要素を取り入れるという工夫が紹介されています。
ただし、どのようなゲームにするのか、具体的なルールや方法までは動画に含まれていません。そのため、特定の方法を「これがよい」と決めるのではなく、ゲーム要素を入れるという発想を、家庭で考えるきっかけにするとよいでしょう。
声かけと習慣づくりを一緒に考える
声かけと勉強習慣は、別々の話のようでいて、家庭での学習を支える二つの面です。
「早く勉強しなさい」「いつまで休んでるの」「さっさと終わらせなさい」と急かす前に、勉強する場所が決まっているか、取り組む時間を決めてスモールステップにできているかを見直します。休み時間を確保し、ゲーム要素も取り入れるという工夫も、勉強の進め方を考える材料になります。
一方で、子どもが自分で計画的にやろうとしている場合には、親が先回りして急かすことで、やる気がなくなってしまうことがあります。子どもの様子を見ながら、勉強を始めさせる言葉だけに頼らず、取り組み方そのものを整えていくことがポイントです。
きゅうご先生が紹介しているのは、家庭でできる小さな工夫です。勉強する場所を決める、時間を決めてスモールステップで進める、休み時間も確保する、ゲーム要素も入れる。そして、子どもが自分で計画しているときには、急かす声かけが逆効果になる場合があることを知っておく。この視点から、各家庭に合う勉強習慣のつくり方を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
子どもに勉強してほしいとき、保護者は「早く勉強しなさい」「いつまで休んでるの」「さっさと終わらせなさい」と声をかけたくなることがあります。しかし、子どもが自分で計画的に取り組もうとしている場合には、こうした言葉でやる気がなくなってしまうことがあります。
勉強習慣づくりでは、勉強する場所を決める、時間を決めてスモールステップでする、休み時間も確保する、ゲーム要素も入れる、という4つの工夫が紹介されています。
声かけを少し見直し、勉強の進め方を小さく整える。まずは、家庭で取り入れやすいところから考えてみましょう。
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