「もうゲームやめなさい」の繰り返しに疲れたら
子どもがゲームをしているとき、「もうゲームやめなさい」と何度も声をかけることがあります。しかし、同じ言葉を繰り返すことに、保護者の方が疲れてしまうこともあるでしょう。
きゅうご先生の動画では、子どもがゲームを終わりにするときの声かけとして、ゲームを否定するのではなく、ゲームの話を聞くことや、終わるタイミングを決めることが紹介されています。
また、ゲーム機を自由に使える状態にするのではなく、親が管理し、宿題や家の仕事など決められたことをした後に、時間を決めてゲームをするというルール作りも示されています。
ここでは、ゲームをやめる声かけと、ゲームばかりにならないための家庭での決め方を整理します。
ゲームをやめるための声かけ
「ゲームの話、もっと聞かせて」と声をかける
一つ目は、「ゲームの話をもっと聞かせて」という肯定的な声かけです。
ゲームをしている子どもに対して、すぐにやめるよう求めるのではなく、まずゲームの話を聞かせてもらう。このように肯定的に声をかけることで、親の話をよく聞いてくれるようになると、きゅうご先生は説明しています。
ゲームの内容を保護者が詳しく知っている必要はありません。ここで大切なのは、ゲームをしていることをただ否定するのではなく、子どもが取り組んでいるものについて話を聞くという声かけです。
「何をしているの?」と問い詰めるのではなく、「ゲームの話をもっと聞かせて」と伝えることで、会話の入り口を作ることができます。
「どこまで進めたら終わりにできる?」と決める
二つ目は、「どこまで進めたらゲームを終わりにできる?」と、終わるタイミングを決める声かけです。
ゲームの途中で突然やめるように言われると、子どもにとっては区切りをつけにくい場合があります。そこで、どこまで進めたら終わりにできるのかを確認し、終わる時間を決めます。
きゅうご先生の説明では、終わる時間を決めることで、ゲームをやめることができるとされています。
この声かけでは、「今すぐやめなさい」と一方的に伝えるのではなく、どこを区切りにするかを子どもと確認することがポイントです。ゲームを終わる時間を先に決めておくことで、終わりに向けた声かけを具体的にできます。
「真剣にゲームしなさい」という逆説的な声かけ
三つ目は、「真剣にゲームしなさい」という声かけです。
一見すると、ゲームをもっとするように促しているように聞こえます。しかし、きゅうご先生は、勉強と一緒で、ゲームも義務感になってしまうとやる気がなくなってくると説明しています。
ゲームをしなさいと義務のように言われることで、かえってやる気がなくなる場合がある。この考え方を使った、逆説的な声かけです。
もちろん、すべての場面で同じ声かけをすればよいということではありません。ゲームをやめるよう何度も言うことに疲れたとき、別の伝え方として知っておくことができます。
ゲームばかりやる場合は、ルールを先に決める
ゲームをやめる声かけだけでなく、ゲーム機をどのように扱うかという家庭内のルールも大切です。
きゅうご先生の動画では、子どもがゲームばかりやっている場合の対応として、「親がゲーム機を管理する」という考え方が示されています。ゲーム機を自由に使える状態にしておくと、ついやってしまうため、基本的には親が管理するという内容です。
ここでいう管理とは、子どもがゲームをすることをすべて禁止するということではありません。宿題や家の仕事など、決められたことをしっかりやった後に、時間を決めてゲームをする形です。
ゲームの前に、決められたことをする
家庭でゲームをする順番を決めるなら、まず宿題や家の仕事など、決められたことを行います。その後で、時間を決めてゲームをします。
「ゲームをしてはいけない」とだけ伝えるのではなく、ゲームをする前に何をするのかを決めておく考え方です。ゲーム機を親が管理し、決められたことをした後に使うようにします。
声かけのたびにその場で判断するのではなく、あらかじめ家庭のルールとして決めておくことがポイントです。何をした後にゲームをするのか、どのくらいの時間にするのかを、事前に決めておきます。
時間を守れなかった場合のルールも事前に決める
ゲームをする時間を決めるだけでなく、その時間を守れなかった場合にどうするかも、あらかじめ決めておきます。
動画では、時間を守れない場合は、次の日はゲームをしないというルールが例として紹介されています。
大切なのは、時間を守れなかった後に、その場の感情で対応を変えるのではなく、先にルールを決めておくことです。ゲームをする前に、「決めた時間を守れなかった場合はどうするか」まで確認しておくと、家庭内で同じルールを使いやすくなります。
ゲームをする時間や、ゲームをしないことになる条件については、家庭で決めた内容を子どもに伝えておきます。事前に決めたルールとして扱うことで、毎回「やめなさい」と言い続ける形から、決めたことを確認する形に変えられます。
ゲームを悪者にせず、声かけと管理を組み合わせる
子どものゲームとの付き合い方を考えるとき、ゲームそのものを悪いものとして扱う必要はありません。
ゲームの話を聞かせてもらう肯定的な声かけ、「どこまで進めたら終わりにできる?」という終わりの確認、「真剣にゲームしなさい」という逆説的な声かけ。そして、親がゲーム機を管理し、宿題や家の仕事の後に時間を決めてゲームをするルール。
きゅうご先生が紹介しているのは、このように声かけとルール作りの両方から考える方法です。
その場で何度も注意するだけでなく、ゲームをする前の条件と、時間を守れなかった場合の対応を事前に決めておく。さらに、子どもがしているゲームについて話を聞くことも、ゲームをやめるための声かけの一つになります。
子どものゲームとの付き合い方について、家庭でどのような声かけやルールが合うのかを考えたい方は、ゆめキッズ公式LINEでも、きゅうご先生の学びや子育てに関する情報を受け取ってみてください。




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